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【院長】 調布市医師会漢方研究会にて講演しました。

このたび、調布市医師会漢方研究会にて、「産婦人科領域における漢方薬の一歩進んだ使い方 ①頻用・定番処方が効かない、使用できない時の、次の一手を考える ②産婦人科領域で用いる西洋薬に対する、漢方薬の補完的役割を考える」というテーマで講演いたしました。

2023.12.20 調布市医師会漢方研究会 案内状.pdf

 

本講演会では、①として、婦人科三大漢方薬 (当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸)が効かなかったときの次の一手について解説いたしました。

 

当帰芍薬散が効かなかった時は、その使用目標である冷え、痛み、むくみをもとに、それぞれの症状に応じて当帰建中湯、当帰芍薬散加附子、真武湯などの使い分けについて提唱いたしました。

 

加味逍遥散が効かなかった時は、その使用目標である精神不安、イライラ、ほてり・発汗の程度・部位をもとに、女神散や黄連解毒湯、抑肝散、抑肝散加陳皮半夏、加味帰脾湯などの使い分けについて提唱しました。

 

桂枝茯苓丸が効かなかった時は、桂枝茯苓丸加薏加薏苡仁をはじめ、使用目標である瘀血 (打撲傷、便秘、にきびなど)に基づき、治打撲一方、桃核承気湯、荊芥連翹湯、清上防風湯などの使い分けについて提唱しました。

 

②については、低用量ピルの副作用である頭痛や吐き気、不正出血、抑うつなどへの対策として、呉茱萸湯や芎帰膠艾湯、抑肝散の有用性について解説いたしました。

 

当クリニックでは、女性の様々な不調に対し、漢方薬を積極的に用いております。お困りの方はご相談くださいませ。

 

 

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