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【院長】東洋医学における心身一如(しんしんいちにょ)について

心身一如(しんしんいちにょ)とは、こころ(精神)とからだ(身体)は切り離すことのできないひとつのものという意味です。 

こころとからだはつながっていて、こころの不調がからだの症状に影響したり、逆にからだの症状がこころの不調を招いたりします。

このため、こころとからだを切り離さずに、心身全体の調和をはかることが東洋医学の治療の基本となります。

 

この心身一如と似た考え方に、心身症(しんしんしょう)という病態があります。心身症とは、身体疾患の中で、心理社会的ストレスが病気の発症や経過に関与する疾患群です。

心身症では、全身のあらゆる臓器にわたって症状が出現することが多く、いわゆる臓器別に診る西洋医学的な検査・治療では対応困難なことがあります。

 

当院では、西洋医学的な治療はもちろんですが、東洋(漢方)医学による心身一如の考え方をもとに、漢方治療ならびに心身医学療法にも注力しております。

詳しくはこちらをご参照ください。

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